音楽制作会社「ビーイング」の傘下で大阪唯一のメジャーレコード会社「GIZA studio」が運営する音楽学校「ギザミュージックスクール 」(大阪市西区北堀江)が2020年6月30日(火)に閉校することが明らかになりました。
ビーイング傘下GIZA studioが運営する「ギザミュージックスクール 」が閉校へ
音楽制作会社「ビーイング」の傘下で大阪唯一のメジャーレコード会社「GIZA studio」が運営する音楽学校「ギザミュージックスクール 」(大阪市西区北堀江)が2020年6月30日(火)に閉校することが明らかになりました。
[ad]「ギザミュージックスクール 」の公式サイトでは19日(火)、「ギザミュージックスクール 閉校のお知らせ」と題された案内が掲載。本文では「ギザミュージックスクールは令和2年6月30日(火)をもちまして閉校することになりました。約22年間の学校運営に終止符を打つことに致しました。」と綴られ、同スクールが6月30日(火)に閉校することが発表されました。
「ギザミュージックスクール 」は1998年4月に「関西クリエーターズ学院」という学校名で設立。その後「関西クリエイターズ学院」と「ビーイング音楽振興会大阪校」が統合する形で「GIZAクリエイターズスクール」となり、2016年5月からは「ギザミュージックスクール」として現在の建物に移転し、運営を続けてきました。
[ad]なお閉校の理由について、上記案内文では「ここ近年の事業不振と今回の新型コロナウイルス拡大による業績悪化により、運営が困難と判断し、閉校という苦渋の決断をすることに致しました。」と掲載。近年の業績不振に加え、新型コロナウイルス感染症拡大が引き金となって、同校が「閉校」という苦渋の決断に至った旨が明かされています。
これで東京・大阪の「ビーイング」音楽学校が閉校することに
ちなみにB’z稲葉浩志、WANDS上杉昇などを輩出したことでも知られる東京・港区東麻布に位置した「ビーイング音楽振興会」(1983年設立。2009年9月より「Being Music School」として運営)は、2015年6月に閉校。今回の「ギザミュージックスクール」閉校によって、音楽制作会社「ビーイング」が運営する音楽学校が全て消滅することになります。
[ad]主に1980年代から長年にわたって、様々なミュージシャンを育成し、音楽業界に送り込んできた「ビーイング」。
近年の音楽業界不振により経営面で様々な舵取りが求められ、さらに新型コロナウイルス感染症拡大の影響でより一層厳しい判断を迫られていることが想定されますが、今後の音楽業界での再度の復活、そして音楽業界を“振興”させることに期待したいところです。

以上、音楽制作会社「ビーイング」の傘下で大阪唯一のメジャーレコード会社「GIZA studio」が運営する音楽学校「ギザミュージックスクール 」(大阪市西区北堀江)が2020年6月30日(火)に閉校することが発表されたニュースについてまとめさせていただきました。ご覧いただきありがとうございました。